熟年離婚を扱うには、相応の経験のある専門家でないといけません。
ここでは専門家の選び方のポイントを挙げていきます。
・弁護士であること
近年は行政書士や司法書士が離婚を取扱いメニューに入れていますが、熟年離婚は婚姻期間が長期にわたるため、財産分与が高額になります。
慰謝料請求もその基礎とすべき事由を何とすべきか難解なものがあり、訴訟等を視野に入れることになります。
さらに、後々に自分または相手が死亡したときの財産の移動がどうなるか、つまり相続についても考えた上での財産分与等が行われる必要があります。
これらの業務をすべてワンストップで処理できるのは弁護士です。
・財産分与、特に不動産に詳しい人物であること
熟年離婚では財産分与において共同財産に不動産が含まれることが多いと言えます。
どちらかが不動産の所有権を得て、相手方の不足額を金銭で清算するという形になることが多いのですが、その前提として、不動産の正確な価額の鑑定が行わなければなりません。
また、売却を行う場合はその不動産が適正価格ですぐに売れる物件であるかそうでないのか、急ぐとなるとどのくらい価額が落ちるかなどの見通しが立てられることが必要です。
お悩みの方は是非当事務所にご相談下さい。