養育費・婚姻費用 自動計算シミュレーター【令和元年版算定表対応】
離婚や別居を検討する際、生活の基盤となる「お金」の問題は避けて通れません。
「養育費はいくらもらえるのか?」「婚姻費用(別居中の生活費)はいくら払わなければならないのか?」
当事務所では、裁判所が公表している「養育費・婚姻費用算定表(令和元年版)」の計算式に基づき、誰でも簡単に目安額を試算できるシミュレーションツールをご用意しました。
面倒な表の読み取りは不要です。年収と子供の年齢を入力するだけで、瞬時に目安額が分かります。今後の生活設計や、話し合いの事前準備のご参考となれば幸いです。
本シミュレーターの使い方
1. 「養育費」か「婚姻費用」かを選ぶ
- 養育費(離婚後): 離婚後に、子供を監護していない親から、監護している親へ支払われる費用です。
- 婚姻費用(別居中): 離婚成立前(別居中)に、収入の多い側から少ない側へ支払われる生活費(夫婦の生活費+子供の養育費)です。
2. 双方の年収を入力する
「支払う人(義務者)」と「受け取る人(権利者)」それぞれの年収を入力してください。
正確な金額を入力することで、より精度の高い結果が得られます。
給与所得者の場合(会社員・パート・アルバイト)
源泉徴収票の「支払金額」(控除前の額面金額)を入力してください。
※手取り額ではありませんのでご注意ください。
※直近の源泉徴収票がない場合は、給与明細の総支給額を12倍し、ボーナスを加算して推計してください。
※算定表の上限にあわせ、入力上限は2,000万円としています。
自営業者の場合(個人事業主・フリーランス)
確定申告書の「課税される所得金額」をベースに入力します。
ただし、税法上の控除と養育費算定上の経費は考え方が異なります。簡易的には、「課税される所得金額」に「基礎控除」「青色申告特別控除」「実際に支出していない専従者給与」などを加算した金額を入力してください。
※算定表の上限にあわせ、入力上限は1,500万円としています。
3. 子どもの人数・年齢を入力する
子供の人数を追加し、それぞれの年齢区分(0〜14歳 / 15歳以上)を選択してください。
※令和元年版の算定表では、15歳を境に生活費指数(計算の係数)が変わります。高校進学などを機に費用が増加することを反映しています。
支払う人(義務者)の年収
受け取る人(権利者)の年収
子どもの人数・年齢
権利者(受け取る人)と同居の子
義務者(支払う人)と同居の子
※義務者が別の子を扶養している場合に入力
養育費の目安(月額)
シミュレーションの注意点
- 本ツールは「令和元年版(現行) 養育費・婚姻費用算定表」の標準算定方式を用いています。
- 個別の事情(住宅ローン、高額医療費、私立学校の学費など)により、実際の金額は増減します。
本ツールは、家庭裁判所で利用されている「標準算定方式」に基づき計算しています。
1. 基礎収入
総収入から公租公課・職業費・特別経費を控除した金額。
- 給与所得者: 年収の約38〜54%
- 自営業者: 年収の約48〜61%
2. 生活費指数(令和元年版)
- 親(大人): 100
- 子(0〜14歳): 62
- 子(15歳以上): 85
3. 計算式(養育費の場合)
義務者基礎収入 ×
(子の指数の合計 / (義務者指数 + 権利者指数 + 子の指数の合計))
シミュレーション結果について(ご注意・免責事項)
本ツールによる試算結果は、家庭裁判所が公開している「標準算定方式」に基づくあくまで目安です。個別の事情により、実際の取り決め額や調停・審判での決定額とは異なる場合があります。
以下のような事情がある場合、算定表の金額から増減される可能性があります。
- 住宅ローン: 義務者が住宅ローンを支払っており、その家に権利者(妻子など)が住んでいる場合など。
- 私立学校の学費: 公立学校の教育費を超える学費が発生している場合。
- 高額な医療費: 持病の治療などで、通常想定される範囲を超えた医療費がかかる場合。
- 再婚・新たな扶養: 義務者が再婚し、新たな配偶者や子供を扶養している場合。
- 高額所得: 年収が算定表の上限(給与2000万円、自営1500万円)を超えている場合。
「この金額で合意していいの?」と迷ったら
養育費や婚姻費用は、一度取り決めると、将来「事情変更」がない限り金額を変えることは難しくなります。
「相場より安く合意してしまい、生活が苦しい」「高すぎる金額を請求されて困っている」といった事態を防ぐためにも、提示された金額が適正かどうか、弁護士によるチェックを受けることをお勧めします。
長瀬総合法律事務所では、離婚・男女問題に精通した弁護士が、あなたの具体的な状況(収入の詳細、特別経費、住宅ローンなど)を踏まえた適正額を算出し、交渉や調停をサポートいたします。
