はじめに
不倫・不貞相手に対する慰謝料請求をするにあたって、弁護士に依頼するメリットは以下のとおりです。
1 示談交渉による早期解決への期待
2 裁判に関する豊富な知識・経験 3 精神的・時間的負担の軽減 |
1 不倫・不貞相手に対する任意交渉への促進【示談交渉による早期解決への期待】
弁護士が代理人として対応した上で、内容証明郵便等の請求書が送付されることで、不倫・不貞相手に対して、クライアントが弁護士費用をかけてでも請求する意思があることを伝えることができます。
その結果、当事者間で交渉していても進展がなかったケースであっても、代理人として弁護士が介入した直後に、相手方の態度が急変し、示談交渉をスムーズに進むようになるということもあります。
2 不倫・不貞相手への弁護士への依頼の促進
また、クライアントが弁護士に依頼して慰謝料を請求する結果、不倫・不貞相手も弁護士に相談することを検討するきっかけを作ることができます。
不倫・不貞相手も弁護士に相談する結果、裁判まで移行した場合の見通しを理解し、早期に示談交渉に応じることを受け入れやすくすることが期待できます。
3 弁護士による示談交渉のノウハウの活用
また、当事務所は、これまでに多数の慰謝料請求事案を担当してきた実績があります。
示談交渉では、交渉のノウハウによって早期解決ができるかどうかが左右される面もあります。
弁護士を代理人として選任することで、交渉のノウハウを活用することが可能となります。
裁判に関する豊富な知識・経験
当事務所は、これまでに多数の慰謝料請求事案を担当してきており、裁判対応が必要な案件の経験も多数あります。
裁判に移行した場合、本人訴訟も可能とはいえ、裁判特有の手続等に関する知識・経験が必要となります。
弁護士を代理人として選任することで、裁判に関する豊富な知識・経験を活用することが可能となります。
精神的・時間的負担の軽減
1 交渉の窓口は弁護士に一任できる
弁護士を代理人として選任した場合、今後の交渉窓口はすべて代理人である弁護士に一任することが可能となります。
その結果、不倫・不貞相手との煩わしい交渉の負担からも解放されます。
2 裁判所への出廷は原則として弁護士のみで対応可能
また、裁判に移行した場合、弁護士を代理人として選任していれば、毎回の期日における裁判所への出廷は、原則として代理人である弁護士のみで対応が可能です。
したがって、毎回の期日において、クライアントが直接裁判所に出廷する時間的負担を大幅に軽減することが可能となります。
なお、当事務所では、毎回の期日終了後、裁判の内容について期日報告書を作成・送付しておりますので、弁護士のみが出廷しているために裁判の内容がわからないということはありませんのでご安心ください。